東洋大学オンライン講座・日本の「知」(12月6日開講/事前申込制/無料)

東洋大学では、創立者・井上円了の志を受け継ぎ、東洋大学が有する「知」を広く社会に役立てて頂くため、数多くの公開講座や生涯学習プログラムを提供しています。
本講座は、日本文化、経済、社会問題など様々な日本に関するトピックを取り上げ、現役の東洋大学の専門家が講義をお届けします。日本の文化や社会問題などの背景を知ることは、日本語の理解を深めることにも繋がります。
日本の文化について初めて学ぶ方、知識をさらに深めたい方、日本への留学、就職を希望する方など広く受講を歓迎いたします。

12月6日(土)に、次の2講座を開講します。
講義はライブ配信形式(Zoom)で、受講料は無料です。
申込期間は、11月4日(火)~12月5日(金)です。

  1. 「江戸時代の文献から知る,江戸文化・折り鶴・幾何学」
    講師:吉野 隆(理工学部 機械工学科 教授)
    開講日時:2025年12月6日(土) 13:00~14:30
    この講義では「折り鶴」というキーワードをもとに、江戸時代の日本文化の紹介から現代でも研究対象になっているタイリングという分野の紹介までを学際型研究の一例として紹介します。江戸時代の安定した社会はさまざまな独自文化の発展を助けました。折り紙もそのひとつです。そして、現代では”origami”という言葉は国際語にもなるほど発展しています。その代表例である「折り鶴」を通じて、江戸時代と現代の数理科学の両方を体験しましょう。
  2. 「手で話すことば、見えてくる文化ー日本とアメリカの手話に見ることばの多様性ー」
    講師:八木 裕子(福祉社会デザイン学部 社会福祉学科 教授)
    開講日時:2025年12月6日(土) 16:30~18:00
    音声を使わず「手で話す」手話には、音声言語とは異なる文化的・社会的特徴が表れています。本講義では、日本手話(JSL)とアメリカ手話(ASL)の構造や表現の違いを比較しながら、ことばの多様性や文化の映し鏡としての手話の魅力を紹介します。さらに、手話から見えてくる日本社会の特性や、ろう文化の位置づけ、共生社会に向けた課題と希望にも触れていきます。簡単な手話表現の体験も交えながら、言葉を超えたコミュニケーションのあり方を一緒に考えてみましょう。

講座の申込みは、専用ページからお申し込みください。

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